コミックバンドなんかいらない ?

最近は志村けんさんの番組が沢山放映されているので観ている。直接面識がない人の死に寂しさを感じるのは子供の頃から好きでよく観ていた人だからなのか。マイケルやプリンス、ボウイの時もそうだった。

ネットの動画にもドリフ時代のコントが沢山あり観ている。初めて観る(?)バンドコントもあった。そうだ、ドリフターズはバンドだった。子供の頃ドリフターズがバンドだったというのを知らなかった。全員集合から入ったので。自分も楽器を始めた頃からドリフが元々バンドというのを認識した。ビートルズの前座をやったという話を初めて聞いた時は何だかドリフと結びつかず頭が混乱した。

ドリフは昔々の日本でブームだったジャズ〜カントリーの時に派生したバンドで、あのクレイジーキャッツはドリフの先輩にあたるバンドだった。ドリフもクレイジーもコミックバンド傾向がどんどん強くなりコントの方がメインになっていったようだ。自分も大好きな、あの井上堯之氏がいたスパイダースもそういう感じに近かったのかスパイダース解散以降の堺正章氏や井上順氏の活動を見るとわかり易い。

ドリフのバンドコントを観て楽しんでいるとそういえば近年コミックバンドがいないと感じた。どこかにいるのかも知れないが自分はビージーフォー以降パッと思い浮かばない。笑いに目が行ってしまうコミックバンドだが一様に演奏が上手い。そんじょそこらのバンドより格段に上だったように思う。

コミックバンドに対しての認識がガラッと変わったのは15才の時で、当時の友人がデビューしたばかりの聖飢魔IIのライブを観たいので中央大学の学祭に付き合ってくれと頼まれて一緒に行った時のこと。聖飢魔IIもコミックバンドの要素が少し感じられたが彼らの後のトリのバンドが凄かった。ダディ竹千代&東京おとぼけCATSだ。

今も憶えているのが途中のコーナーでダディ竹千代氏がイギリスから「ジェフ・ベック先生をお呼びしてます〜!」とふり、そこからジェフ・ベックのライブ盤「ライブワイヤー」の1曲目に収録されているヴァージョンの「フリーウェイ・ジャム」をほぼ完全再現するような凄い演奏が始まり驚いた。その後にディープ・パープルのコーナーもあったりした。また、ベーシストが客席から投げ入れられる色々な物でチョッパーベースを弾き倒すというコーナーもあった。最後の最後、インスタントラーメンを粉々に飛び散らしていた。

探してみると自分が観てから数年後のライブ動画があり、自分が観たと時のパフォーマンスと似ていた。15の時は思わなかったけれど、何故かフランク・ザッパと共通するものを感じた。

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