日本の湿気

猛暑が収まったら次は雨続き、9月下旬でこんな蒸し暑いのはあまり記憶にない。
まるで梅雨みたいなので扇風機やエアコンをかけているが夏みたいに暑くはないので
風に当っていると急に寒気を感じたりして風邪をひきそうだ。
時々窓を開けてみると湿気がさらに入ってくる。

これは楽器にも良くない。
特に古いギブソンやグレッチなんかは日本の湿度はこたえると思う。
もともと乾燥した土地で作られたギターなので湿っぽい日本に持ってくるのに無理がある。
先日テレビでタイ・バンコクの店の軒先で氷に顎を乗せてぐったりしてるゴールデンレトリバーを見て悲惨だなと感じたが、空調のない部屋に置かれている古いギブソン、グレッチなんかこのレトリバーみたいだ。
自分は好きではないけれど日本の気候を考慮するとギブソンやグレッチなどに多いラッカー塗装より、瀬戸物みたいな手触りのポリ塗装のギターの方が向いていると思う。

弦も梅雨〜夏にかけては錆びやすい。
数時間ガーッと弾いたりしていると翌日にはもう錆びが出始めたりする時もある。
弦は中華そば1杯分くらいの値段なので頻繁に張り替えた場合コストも意外にかかるし、
何より張り替え作業が面倒くさい。弦張り替えは自分がこの世で一番嫌いな作業の一つだ。

そんなところ、
友人から錆びに強いエリクサー弦を教えてもらい今夏はこの弦を張ってみた。
すると見事に蒸し暑い夏を乗り切り、未だ錆びていないのでびっくり。
しかし難点もあって、好みの問題でもあるがエリクサーの場合はコーティング処理のせいか弦を押さえた時の感じが何かゴムみたいで、これが自分には押さえにくい。
音の方も通常の弦に比べるとこもるというか、スピーカーでいうとツイーター部分が削られてるようにも感じる。
音や手触りはGHSやLA BELLAが好みだが、いつ手に取っても弦が錆びてないというのは気持ちがいいし、湿っぽい日本の気候向けの弦に感じる。
家ではエリクサー弦を張って、人前で弾く時だけGHSやLA BELLAに替えてもいい。

湿気と雨のせいで鬱々としていたせいなのか分からないが
突然アシッドハウスを再確認したくなりウン十年ぶりに聴いた。
そんな中、本家ローランドが新TB−303を出すのを知って、少し物欲にかられたりしている。

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