蘇ってきた男

蒸し暑い中寝ていたせいか長編の悪夢を見た。
どうしても、どうやっても家に辿り着けなくなるという類の夢で定期的に見る。今日は夢の中で大事な荷物を隠しておくことが出来た。しかし、その後どうしてもその隠し場所が思い出せず大変焦っている。荷物は車に積み、ある男の運転で車ごとコインパーキングに隠したのだが後で取りに行く段階になり、自分はどうしても車を停めた場所が思い出せずとても焦って駆けずり回っている。運転の男は実在した自分の高校の同級生だった。連絡先も知らない彼に卒業名簿で調べて電話するも車を停めた場所は分からないと言われ更に困った。

目覚めた後、不思議に感じたのが夢に出てきた実在の同級生、自分は彼のことを学校卒業後思い出すことがなかったし、在学中にだって数える程度しか口を聞いたことがなかったのに何故ウン十年経ってから夢の中に出てきたのだろうか?ということだ。彼の名前も忘れてかけていたのに夢の中で自分はちゃんと彼の名前を親しげに呼んでいた。ウン十年間思い出すこともなく、特に仲良くもなかった同級生を自分は無意識の中に生かし続けておいて、蒸し暑い夜の悪夢の登場人物として現れたのはなぜなんだろう?ということを一日ぼんやりと考えていた。

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